中学受験に意味はあるのか?

中学受験(なんかして)意味あるの?

友達と遊べなくなるのに

家族で旅行も行けなくなるのに。

習い事をやめなきゃいけないのに

成長期なのに夜ごはんがお弁当なんて・・

小学生なのに週に何回も夜遅く帰宅するなんて。

「こんなに大変な思いをしてまでやる意味あるの?」

このような疑問にお答えします。

こんにちは。
私は息子二人を中学受験で慶應の付属中学に入れた母です。
2度の中学受験を経験し、様々なことに気が付きました。
塾とは違った視点でお話ししますので、近所のママ友の意見のように聞いていただければと思っています。

この記事を読むと中学受験をする意味がよくわかります。

中学受験に意味はあるのか

結論

あります。ビジネスパーソンとしてのアドバンテージを得るという意味があります。

では、具体的にお話ししていきますね。

中学受験の勉強には、様々な要素が含まれています。

中学受験の勉強

1. 目標に向かって努力をする
2. 計画を立てて実践する
3. 難問に粘り強く挑戦し解決する
4. 自分の気持ちをコントロールする

1.「次のテストで偏差値50を超える!」とか、「ひとつ上のクラスになる!」とか。

小さくても大きくてもいつも目標に向かって努力しますよね。

2.塾から与えられたカリキュラムの中で、自分なりの1週間の計画、1日の計画、1時間の計画と細分化して計画を立てて実行しますよね。

3.塾の問題は本当に難しいです。

でも、塾で習ったやり方をよく頭に入れてそれを使って初めての問題を解きますよね。

解けた時の嬉しさ。達成感は自信につながります。

4.中学受験には、思い通りにならないことがたくさんあります。

一生懸命やったのにクラスが下がった時、友達に抜かされた時、悔しいやら恥ずかしいやら腹が立つやら・・

教室で涙が出そうなのを必死にこらえることだってあるでしょう。

これらはすべて、ビジネスパーソン(社会人)として必要な能力です。

中学受験の勉強は社会に出てからの考え方、働き方を身に付ける訓練なのです。

この訓練は初めは親主導で、そして親が伴走しながらだんだんと手を放し、独り立ちできるようになって、中学生になるのです。

小さい子供が「朝、顔を洗うこと」、「歯を磨くこと」を何年もかけて習慣化していくのと同じように。 ビジネスパーソンに必要な働き方の基礎を身に付けるのが中学受験の勉強なのです。

親が教えてあげられるのは、小学生までです。

中学校から先は友人と先生と、この能力に磨きをかけていくのです。

ですから、小学生の子供に中学受験の勉強をさせることは、決してかわいそうなことではありません。

親が情熱をもって、誠実に謙虚に一緒に伴走すれば、たとえ第一志望校に合格できなくても、高校、大学で足りないことに気付き修正し、新しいことを吸収し、磨き、きっとたくましく、大きく成長してくれるに違いありません。

ただ、気を付けなければならないのは、親がこの中学受験の期間、塾にまかせっきりで独り立ちできるように伴走しなかった場合、どうなるか。

子供にとって中学受験は意味のない、やる必要のなかった経験になるかもしれません。

中学受験とはそういうものだと思ってください。

中学受験をする意味は、

レベルの高い大学へ入ることではありません。

レベルの高い大学から、有名企業へ入るためでもありません。

目標に向かって、計画を立て、自分の心をコントロールしながら挑戦し、解決する。

このやり方を体で覚えるのが中学受験をする意味なのです。

世界的なアスリートたちが、メダルを目指してくり返し練習するのと似ています。

長い時間がかかります。一朝一夕にできることではありません。

このやり方を身に付けることは、ビジネスパーソンとして生きる上で大きなアドバンテージになるはずです。

大学名が持つ意味

ここまで中学受験の意味をお話ししましたが、大学受験の意味についても、私はほぼ同じだと考えています。

しかし、世の中からは大学名の重要性は少し大げさに叫ばれています。就職活動の時、大学名で差別されることがあるという話はご存知ですよね?「学歴フィルター」などと呼ばれたりもします。これのせいですね。

書類選考で落とされにくかったり、面接が一回少なかったり、レベルの高い学校名を持っていると、就職活動で有利なんです。

もちろん、「レベルの高い大学を卒業しさえすれば人生バラ色」なんて長い人生甘くはないですが。

採用試験の時点では有利です。

では、どうしてレベルの高い大学名が企業にとって重視されるのでしょうか。

考えたことがありますか?

例えば東大生は一時期ものすごく勉強したという証拠があるからです。

大学に入学後どんな生活をしていたかはわかりませんが、東大に合格するためにものすごく勉強したことは確かですよね。

勉強なんて、本当はみんな嫌なんです。

みんなゲームがしたいし、まんがも読みたい。

でも、好きなこと、楽しいことを我慢して、嫌なことを頑張ったからレベルの高い大学に入れたのです。

つまり、我慢したり努力することができる能力を企業は評価するのです。

社会に出たら嫌なことだらけかもしれません。

嫌なことから逃げる人材が欲しいと思いますか?

目標に向かって努力できるという性格。

そして誘惑に打ち勝つ精神力が大学名の後ろに見えているのです。

どんなに大学時代遊んだとしても、いざとなったら驚くべき集中力で問題を解決してくれる人材かもしれませんよね。

大学名はそれらの能力を一言で表現できる便利な肩書になり得るのです。

この肩書、是非手に入れておきたいものですね。

中学受験は辛すぎる

しかしながら、中学受験をするとなると、夜おそく帰る、成長期なのに夕食がお弁当、お友達と遊べない、好きな本も読めない・・こんな生活、辛すぎる!と思いますよね。

当たり前です。普通の親ならそう考えて当然だと思います。

社会に出るための準備をするにしても、こんなに我慢ばかりの苦しい生活をしなくてはならない理由がわかりません。

現代の中学受験の常識は非常識だと思います。誰がこんな世の中にしたのでしょう?

それはみなさん、おわかりですよね。「塾」に違いありません。

レベルの高い学校に多くの子供を合格させれば人気の塾になります。入塾者も増えるでしょう。

だから子供たちを合格させるために、ゲームをやめさせ、習い事をやめさせ、家族との団らんまでも取り上げてしまうのです。

私たちは塾の競争に巻き込まれてしまっているのです。

こんなの絶対におかしいと誰もが思っています。

でも、合格者をたくさん出している塾がそうしているなら、他もそうせざるを得ないのです。

もう、エスカレートするばかりです。

このような中学受験の現状を踏まえて、私たちは中学受験という戦争に飛び込んでいくわけです。

塾がさせたいこと、塾が必死に競争していることを私たちは知っているわけですから、塾に振り回されずに、利用しましょう。

塾の言うことを鵜呑みにする必要はまったくありません。取捨選択してください。

そして、必要以上に過熱している現状を俯瞰して、子供を励まし、一緒に伴走しながら応援してあげてください。

学歴社会ではないけれど

中学受験から考え方、働き方の訓練が始まるのです。

それはレベルの高い大学を通過点として、ビジネスパーソンとなった時に相当な差となって現れます。

つまり、できるビジネスパーソンがどうやってその考え方、働き方を身に付けたかと言うと、中学受験という経験を通して小学生から準備を始めていたということになるのです。

まとめ

それではまとめです。

中学受験に意味があるか。という疑問に対する答えは、

「大いにあります」中学受験はビジネスパーソンとしての基礎を学べるからです。

目標に向かって努力する、計画を立て、挑戦する。自分の心をコントロールする。

これらはビジネスパーソンとしての考え方、働き方の練習です。

これらを身に付けるのは実に長い時間がかかりますが、一生役に立つスキルです。

中学受験をすることは、ビジネスパーソンとしてアドバンテージを得られるという意味があるのです。

どうかあなたのお子さんが人生のアドバンテージを得られますように。

応援しています。