うちの子、精神年齢が低くて・・・中学受験に向いてないのかも。もうやめようかしら。
中学受験に向き不向き、という話を聞いたことがありますか?うちの子、向いていると思って始めたのに・・向いていなかったのかも。と不安になることもありますよね。でもその前にまず、親であるご自分が中学受験に向いている親であるかどうかを、考えてみてください。それから子どもについても考えてみましょう。
親の向き不向き
向いている親
・子供に一生懸命
・子供と一緒に勉強することができる
向いていない親
・勉強は一人でするものだと思っている
一緒に勉強?
このブログを読んでいる皆さん、塾の宿題を一人でやらせていませんか?毎日一人で黙々と勉強できるような理想的な子供って、ほんと羨ましいですよね。でも、多分ほとんどの子供は一人ではできないと思います。我が家も二人ともそうでした。特に4年生のころは塾の宿題を「やろう」と何度も声をかけて、私がテキストを広げ、「今日はここだよね?」「早く~」と言って机の前で待っていると、ようやく重い腰を上げて隣に座り、のろのろと始める・・といった感じでした。こんな息子でも、これを気長に続けると、だんだんと「お母さん、やろ!」と息子の方から声をかけてくるようになり、6年生の頃には、時間になると一人で机に座って始めるようになりました。
塾は「お任せください」と言っても・・
お任せください!
塾は高い授業料をいただいているのですから、「お任せください。お父様お母さまの手をわずらわせることはありません。」と言うかもしれません。確かに6年生になると一人で勉強する子も増えてくると思いますが、4年5年のころはできる限り横に座って勉強する覚悟を決めたほうがいいと思います。塾に行っている時間はみんな同じです。家庭でどれだけ勉強したかがテストの点数の差になるのです。
共働きでも・・
最近は共働きのご家庭が当たり前ですよね。「勉強をみる暇なんてない」と思いがちですが、そんなことはありません。土日はご両親のどちらかが教えられますよね。土日だけでいいと思います。子供は親の気持ちを敏感に感じ取ります。共通の話題も増えて、きっと今まで以上に親子の仲も良くなり、頑張ってくれることでしょう。
要するに、向いている親とは、子供と一緒に勉強できる親なのです。ということで、今度は子供の向き不向きについてお話したいと思います。
子の向き不向き
向いている子
- 精神的に大人
- 体力がある(筋力ではなく病気をしないこと)
- 素直、負けず嫌い
向いていない子
- 精神的に幼い
- 病気がち
心と体が大人であること
これに尽きる思います。ただ、 大手の塾ですと、だいたい3年生の2月から中学受験のカリキュラムがスタートします。ですから、3年生の2月の時点でうちの子は「向いている」、とか「向いていない」とか判断できればよいのですが、そんなの難しいです。 我が家の息子は3年生の2月の時点では泣き虫でアレルギー体質で、体調を崩しやすい子供でしたから。でも、だんだんと大人になるんですよね。
精神的に大人の具体例
- どうして今塾に通うのか、何のために勉強するのか理解できる
- 先生や親がどうしてほしいのか察することができる。
- 周りの状況から自分の行動を判断できる。(自分の気持ちを抑えることができる)
幼稚さの具体例
- 我慢ができない
- 人の気持ちを想像できない
- わがまま
といったところでしょうか。いかがですか。お子さんはどちらにあてはまりそうですか。
親が向いていれば大丈夫
我が子が幼稚で塾の成績がいまいちな場合、「向いてないから仕方ない。」とあきらめるのではなく、親の力でできる限り上のクラスに上げてあげてください。それは、向いている親ならできますし、親子の絆も深まります。
精神的な成長は見た目ではわかりにくいです。必ずしも背が高い子が成長が早いとも言えず、体ばかりが成長して精神的には「幼稚園児か!」と思う程、幼稚な子もいます。要するに中学受験をしようと決心するタイミングで子供の向き不向きを判断するのは難しいので、親が向いているかどうかで始めてみるのがよいのではと思います。
体力があるかどうか
体力があるというのは、学校も塾も休まないで通えるという力です。塾に通うということは思っている以上に体力がいります。夏の暑さ、冬の寒さもそうですが、睡眠不足の中、学校の体育や行事があっても休まず通い続けることで、自然と体力がつきます。そして、6年生の2月の連日の受験を乗り越えるのです。
素直、負けず嫌い
これは性格の話です。成長とは関係なく、こういう性格だととても有利ですよね。素直さは、スポーツや音楽などの世界でもしばしばいわれていると思いますが、親や先生のアドバイスを素直に聞き、自分の間違いを修正できる能力です。どんどん吸収して伸びていきます。途中反抗期があったとしても、この性格があれば受け入れるでしょう。
負けず嫌いの性格も、結局は負けたくないのだから、頑張りますよね。頑張る子は強いです。頑張れる能力です。スポーツ選手や実業家の成功談にも、「負けず嫌いな性格だ」とよく書いてありますね。
まとめ
子供が向いている向いていないという問題より、まずは親が一緒に勉強できるかどうかを考えてみてください。ご自分が中学受験に向いている親かどうかを考えてみて、向いているなら、お子さんがどんなタイプでも、戦っていけると思います。私はそのことに途中で気づき、5年生の終わりごろから向いている親になりました(多分)。成績はV字回復?とまではいきませんでしたが、緩やかに上がっていったと思います。
ただ、ご自分が向いていない場合、お子さんが向いていればいいのですが、親子で向いていないとなれば・・・厳しい戦いになるかもしれません。
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